Web Syllabus(講義概要)
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農医連携特定講義2
英文名Special topics in Agromedical Science 2
科目概要動物資源科学科2年後期 [月曜日4時限(週1コマ)]、3群科目、選択、講義、1単位(15時間)
担当者(◎は科目責任者,※は実務経験のある教員) ◎向井 孝夫医学部教員
講義室111講義室

授業の目的

医学における生殖補助、食の安全と健康の関係及び医用実験動物等の領域での学術的展開は、ヒトの疾病の治療や予防及び生命科学の進展に大きく寄与してきた。また、精神科領域における動物介在療法などは今後、人の健康増進に大きな役割を果たすことが期待されている。本講義ではこれらの領域に関わる基本的知識を身につけるとともに、動物資源科学領域との接点について理解を深め、農医連携専門教育を学ぶことの重要性を理解する。また、3年次以降始まる農医連携専門教育への指針とする。

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1医科実験動物学1医学領域から「実験動物学」を学ぶ意義医学部教員
2医科実験動物学2医学研究におけるモデル動物・遺伝子組換え動物の活用、実験動物施設と飼育管理、遺伝子組換え動物の作成と解析に関する最近の動向医学部教員
3食の安全1医学・医療領域から「食と健康」を学ぶ意義医学部教員
4食の安全2食物アレルギーを例として食と健康の関係について概説する医学部教員
5生殖補助医療1医学・医療領域から「生殖学」を学ぶ意義医学部教員
6生殖補助医療2補助生殖医療における胚培養士の役割医学部教員
7動物介在療法・活動1医学・医療領域から「動物の利用」について学ぶ意義医学部教員
8動物介在療法・活動2①精神疾患と精神科治療概説 ②動物介在療法の位置づけ医学部教員
No. 1
項目
医科実験動物学1
内容
医学領域から「実験動物学」を学ぶ意義
担当者
医学部教員
No. 2
項目
医科実験動物学2
内容
医学研究におけるモデル動物・遺伝子組換え動物の活用、実験動物施設と飼育管理、遺伝子組換え動物の作成と解析に関する最近の動向
担当者
医学部教員
No. 3
項目
食の安全1
内容
医学・医療領域から「食と健康」を学ぶ意義
担当者
医学部教員
No. 4
項目
食の安全2
内容
食物アレルギーを例として食と健康の関係について概説する
担当者
医学部教員
No. 5
項目
生殖補助医療1
内容
医学・医療領域から「生殖学」を学ぶ意義
担当者
医学部教員
No. 6
項目
生殖補助医療2
内容
補助生殖医療における胚培養士の役割
担当者
医学部教員
No. 7
項目
動物介在療法・活動1
内容
医学・医療領域から「動物の利用」について学ぶ意義
担当者
医学部教員
No. 8
項目
動物介在療法・活動2
内容
①精神疾患と精神科治療概説 ②動物介在療法の位置づけ
担当者
医学部教員

到達目標

「医用実験動物」「食の安全」「精神科領域と動物介在療法」「生殖補助医療」の4項目の医学領域での位置づけとその基本的内容を理解したうえで、動物資源科学領域との接点を理解し、農医連携の重要性について考察する。

評価方法

出席状況、受講態度、上記到達目標について筆記試験によって評価する。

準備学習(予習・復習等)

<予習>授業開始前の予習は特に必要としないが、課題提示後は、各授業開始前に資料の収集を行い、自分の考えを整理しておくことが望ましい。
<復習>授業後には、意見交換の結果をもとに、テーマに対する理解を深めること。セミナー終了後は、発表内容やまとめ方の良否についても検討し、発表技術の向上をめざすこと。

その他注意事等

農学と医学の接点を学ぶことは、3年次にスタートする農医連携専門教育の指針となるばかりではなく、今世紀にも予測される地球規模での食料危機と環境問題を解決し、人類と生物の共存を実現しながら、生物資源の開発利用を図るという、本来農学領域に求められている課題を考える上で大いに参考になると思います。また、他学問領域の先生方の考え方を学ぶことは、物事を多面的に観察し、解決するといった能力を身につける上でも役立つことになります。全国の大学で初めての試みとなる農医連携教育にチャレンジしてください。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書未定
参考書農医連携学術叢書 No.1~7 陽捷行養賢堂
教科書
署名
未定
著者・編者
発行所
参考書
署名
農医連携学術叢書 No.1~7
著者・編者
陽捷行
発行所
養賢堂