農医連携特定実習4(生殖医療概論)
英文名Agromedical Science Laboratory 4
科目概要動物資源科学科3年前期 [集中]、3群科目、選択、実習、1単位(45時間)
担当者(◎は科目責任者) ◎川内 博人酒井 康弘齋藤 有紀子西 盛宏上澤 悦子実習病院職員
講義室

授業の目的

ヒトの生殖の基本的な知識を修得し、その破綻である不妊症について学ぶ。さらに不妊治療、生殖補助医療とは何かを理解し、将来、臨床現場で働くことを想定して、生殖医療の実際を知る。特に、胚培養士がかかわる作業を中心とした、不妊治療の一連の過程について理解することを目指す。

授業内容(シラバス)

項目内容担当者
1生殖医療概論生殖医療とは、生殖補助医療の位置づけ、胚培養士の役割川内 博人
2ヒトの生殖器の構造と機能(1)男性生殖器の正常構造、精子形成酒井 康弘
3ヒトの生殖器の構造と機能(2)女性生殖器の正常構造、正常月経周期の内分泌川内 博人
4ヒトの妊娠の成立と維持妊娠の成立、初期妊娠の正常経過、妊娠の維持川内 博人
5不妊症の診断と治療(1)不妊症とは、不妊症の原因、不妊一般検査川内 博人
6不妊症の診断と治療(2)不妊症の治療川内 博人
7生殖補助医療生殖補助医療概論川内 博人
8不妊症の診断と治療(3)男性不妊の診断と治療西 盛宏
9不妊治療とカウンセリング(1)不妊カップルに対する精神的サポート上澤 悦子
10不妊治療とカウンセリング(2)【演習】上澤 悦子
11生殖医療と生命倫理(1)生殖補助医療を受ける人(カップル)の人権、生まれてくる子どもの人権齋藤 有紀子
12生殖医療と生命倫理(2)生殖細胞を用いる研究、社会、制度の現状齋藤 有紀子
13臨床実習実習病院職員
14臨床実習実習病院職員
15臨床実習実習病院職員
16臨床実習実習のまとめ討論とレポート作成実習病院職員

到達目標

(1)不妊症の原因、治療について説明できる (2)生殖補助医療の種類、各々の内容を概説できる (3)胚培養士の業務内容を理解できる

評価方法

上記到達目標について筆記試験により評価するとともに、病院実習の期間中、口頭試問形式で知識の蓄積を確認する

準備学習(予習・復習等)

実習参加前に、動物生殖学、発生工学などの授業内容を復習するとともに、様々な書籍を参考にして、配偶子操作技術や生殖医療に関する知識を確認しておくこと。実習後は、レポート作成や報告会での発表などにより、さらに理解を深めること。

その他注意事等

この特定講義の履修は、胚培養士をめざしての就職に際して、採用に有利に働くことは疑いありません。職場である臨床の現場にもスムースに溶け込めるでしょう。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書人体の正常構造と機能Ⅴ 「生殖器」年森清隆、川内博人日本医事新報社
参考書図説 ARTマニュアル (改訂第2版) 森 崇英、久保春海 永井書店